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空間価値へのソニーの貢献

2022年の幕開け

新しい年がスタートしました。新型コロナウイルスの流行により、多くの地域でオンライン中心の働き方へとシフトしてから2年近くになります。この間、従来のやり方や働き方にとらわれずに業務に取り組み、ソニーグループの事業をドライブしてくれている皆さん一人ひとりに、心より感謝します。

残念ながら昨年末からのオミクロン株の拡大もあり、引き続き注視が必要である状況に、変わりありません。私自身はリモート環境への変化の中で、その利便性を感じつつも、クリエイティビティの創出には実空間での交わりが大切であることも、実感しています。今後も社員の皆さんの健康と安全を第一に考えた上で、各地域の状況に応じて必要な職場環境を整えることも、進めていきたいと思います。

CES 2022

さて、新年最初のブログは、米国・ネバダ州・ラスベガスからお届けしています。昨年は完全オンライン開催となったCESに参加するためです。1月5日に開幕したCES 2022はリアルとオンラインのハイブリッド開催で、ソニーもブースを出展し、最新の技術と商品群を紹介しています。

開幕に先立って実施した会見では、ソニーグループがPurposeに基づき、クリエイティブエンタテインメントカンパニーとして変わらず、「人に近づく」取り組みを進めていることを伝えました。感動を創りだす「クリエイター」に近づく領域では、昨年、世界中の人々から共感を得たアデルの新アルバム「30」や、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)とソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の連携によるゲームIPの映画化の事例、『アンチャーテッド』を紹介。2月公開予定の本作品の主演は、大ヒット中の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のTom Hollandさんで、CES会見にも駆けつけてくれました。SIE社長 兼 CEOのJim Ryanさんも登壇し、次世代バーチャルリアリティシステムPlayStation®VR2と、専用のPlayStation VR2 Sense™コントローラーを紹介しています。


現地時間1月4日に行ったプレスカンファレンスの模様

『アンチャーテッド』主演のTom Hollandさん(中央)と
SPE モーションピクチャーグループ 会長 兼 CEOのTom Rothmanさん(右)をステージに迎えて
PlayStation®5向け次世代VRシステムと
専用コントローラーの商品名をJim Ryanさんが発表

そして会見の最後には、今後、モビリティ体験の進化や提案を加速させるため、2022年春に事業会社「ソニーモビリティ株式会社」を設立し、EVの市場投入を本格的に検討していくことを発表しました。

2年前のCES 2020では、イメージング・センシングの技術により、次のメガトレンドである「モビリティ」の進化に貢献する取り組みとして「VISION-S」を発表し、試作車を展示しました。以降、AIロボティクスビジネスグループを率いる川西さんのリーダーシップのもと、安心・安全のための技術開発やアダプタビリティ、エンタテインメントを軸に開発を継続し、欧州での公道走行テストや5G走行試験を通じて進化を重ねています。今回のCESでは、多様な価値観やライフスタイルに対応する目的で、SUVタイプのプロトタイプを初披露しました。私はこれまでの活動を経て、VISION-Sのベースとなるソフトウエアプラットフォームや、モビリティの進化に欠かせないモバイルの通信技術を通じて、ソニーがさらに貢献できる領域があると考えています。

SUVタイプの試作車両: VISION-S 02(左)を初披露

CESで紹介した最近の活動に共通するのは、クリエイティビティを活かす空間を広げていることだと言えます。会見でも触れた、2022年度に打ち上げを目指す超小型人工衛星によるSTAR SPHERE -Space Inspiration Project-やドローンのAirpeakは、空間に新しいコンテンツ創造の機会をもたらすものです。Virtual Productionは、コンテンツ制作のための空間を、リアルタイムCGで創りだします。さらにゲームや、スポーツもバーチャル空間技術によって新たな価値を持つようになります。会見ではHawk-Eyeにも触れ、新たなファンコミュニティの実現に向けた、マンチェスター・シティ・フットボール・クラブとのパートナーシップを紹介しました。EVへの挑戦においても、モビリティ空間に新たな価値をもたらすことで感動空間を届けたい、と考えています。

(クリックして拡大)
CES2022ソニーブース

様々な困難や制約がある中でできる限りの感染対策を施し、プレスカンファレンスやソニーブースの出展に向けて準備をしてくれた皆さん、そして今も現場で活躍している皆さんに、この場を借りて心からお礼申し上げます。CESの会場という実空間で、ソニーのチャレンジの実例を示すことができたことには、非常に大きな意味があったと思います。

2022年も力を合わせて、ソニーグループならではの価値創出に励んでいきましょう。

いつも通り、皆さんの意見や感想をお待ちしています。

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