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空間価値への貢献 ~モビリティとLinkBuds

2月28日にメッセージをお送りしましたが、ウクライナおよび周辺地域で被災された方々に、改めて哀悼の意を表したいと思います。軍事行動が未だに続いている状況を大変憂慮しています。ソニーグループとしては、直接的な影響を受けている社員の方々のサポートに尽力するとともに、現地で人道的支援を行っている団体への寄付を実施しました。また、多くの社員の皆さんに募金にご協力いただいています。一刻も早くこの紛争が解決し、ウクライナおよび世界における平和が取り戻されることを、心から願います。

モビリティ分野でのHondaとの提携

さて、今日はモビリティ事業の進捗についてお話したいと思います。3月4日、ソニーと本田技研工業株式会社(Honda)は、モビリティ分野における戦略的提携に向けて協議・検討を進めることを発表し、共同記者会見を行いました。

共同記者会見の収録映像・ダイジェスト版。(約3分)
質疑応答の模様を含む会見全編はこちら
感染対策を施して、品川のソニー本社2階
大会議場で会見を実施。
会見後のフォトセッションで、
Hondaの三部 敏宏(みべ としひろ)社長と。

会見の中で私は、「ソニーはIT、通信、そしてサービスというメガトレンドにおいて、リードしてきたというより対応してきた会社である」と、率直にお話しました。モビリティというメガトレンドを前に、"対応"に留まるのでなく、技術や経験に基づいて"貢献"したい。このような思いでモビリティ事業に取り組んでいます。そしてVISION-Sの開発を通して学びを重ね、安全面を支える「セーフティ」、移動空間を感動空間にする「エンタテインメント」、それらの進化を支える「アダプタビリティ」の三つの領域で、ソニーが貢献できると実感するに至りました。

今回、創業者同士のつながりの深かったHondaというパートナーに出会い、モビリティについて学ばせていただきながら、共に挑戦していくことになり、大変ありがたく思っています。新会社では、ソニーの技術や経験と、Hondaが長年培ってきたモビリティの開発力や車体製造の技術などの実績を掛け合わせて、モビリティの進化をリードできるよう取り組んでいきます。

Honda創業者の本田宗一郎さん(左)と、ソニー創業者の一人、井深大さん。
(1961年、テレビ番組出演時)

会見では、新会社のモビリティ向けサービスプラットフォームは、ソニーが開発し、提供することを説明しました。サービスそのものの主体は車メーカーですが、それをサポートするサービスとプラットフォームはソニーが、新会社、そしてHondaを含めた車メーカーに広く提供することで、貢献の幅を広げたいと考えています。

今後も「モビリティ空間を感動空間へ」というビジョンで、その進化への貢献を目指していきます。

LinkBuds

同じように、人が存在する空間の価値を高め、豊かなものにするという点で注目したのが2月中旬以降各地で発売している完全ワイヤレス型ヘッドホンLinkBudsです。私は以前から、Xperia Ear Duoを愛用していて、同じように耳をふさがないデザインのLinkBudsも早速ソニーストアで購入しましたが、自然な装着感が気に入っています。

LinkBudsでは耳をふさがない構造を生かし、音のAR(Augmented Reality:拡張現実)とも言える楽しみ方も提案しています。ソニーのSound ARアプリケーション「Locatone(ロケトーン)」や、マイクロソフトが提供する3Dオーディオ マップ アプリ「Microsoft Soundscape」と連携することで、リアル世界にバーチャルな音が重なる新しい感覚を体感できます。

下記の動画では、LinkBudsとMicrosoft Soundscapeの組み合わせが、アクセシビリティのための空間情報をもたらすことを紹介しています。ソニーとパートナーの技術が、視覚に障がいのある方を含め、より多くの方の移動をサポートし、移動時間が新たなエンタテインメントに包まれたものになると感じました。


Microsoft Soundscape & Sony's LinkBuds

今年1月のCES2月のグループクォータリーミーティング(GQM)でコンテンツ価値と共に、空間価値を高める取り組みを行っていくことをお話しました。今日紹介したモビリティ事業やLinkBudsも、人が存在する空間の価値を高め、新たな楽しみや感動を届ける事例です。今後も皆さんと一緒に、こうした取り組みにチャレンジしていきたいと思います。

いつも通り、皆さんの意見や感想をお待ちしています。

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