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東京・パリ・京都 ~分散と多様性

Sony University

4月に入り、2021年度 Sony University各コースの最終発表会が催されました。4月6日のリーダー・課長コースのプレゼンテーションでは、代表チームから、ソニーが新たに取り組むべき事業や施策についての提案があり、参加していた各事業の責任者や私を含めた本社マネジメントとの活発な議論が行われました。13日のグローバル部長コースによるCEOセッションでは、各事業を代表するメンバーから「人に近づく」上でのそれぞれの取り組みについて発表があり、他の受講生も交えて対話をさせていただきました。日頃皆さんが現場で直面しているチャレンジや、未来に向けた提案を伺うことは、私自身の気づきにもつながっています。

世界各地のグループ社員がオンラインで一堂に集い、意見を交わし学びあう。こうした場で生まれたつながりを拡げ、新たな価値創造に取り組んでもらいたいと思います。

「Sony University FY21グローバル部長コース」参加者の皆さんと。

ソニーCSL 京都研究室

4月12日に、ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)京都研究室を訪れる機会がありました。2020年4月に設立された京都研究室は、「人類の精神性のゆたかさに貢献する」ことを目的とした研究を行っています。

ソニーCSLの皆さんと。
(前列左は、ソニーCSL 社長/ソニーグループ 専務 兼 CTOの北野さん。
同右は、ソニーCSL 副所長/京都研究室 室長 暦本さん。)
畳敷きの「茶室」には、有機ELディスプレイが
複数設置され、テレプレゼンス環境が整っている。
仕切りを無くした研究室。写真は、構造物の形態と
力学特性に関する研究についての説明場面。

当日は、360度撮影可能なウエアラブルカメラと三次元空間計測による体験伝送システムを茶道教育と組み合わせた研究や、成功体験ではなく敢えて失敗を学ばせるAI、そして情報通信技術を用いた市民主導の参加型街づくりなど、大変ユニークで興味深い取り組みを紹介してもらいました。

京都は、東京、パリに次ぐソニーCSLの3拠点目となる研究室です。研究拠点を分散し、文化的特性や人材など、各地域ならではの利点を活かしながら、共通テーマについては協力して研究しています。分散する力を利用することで選択肢が広がり、多様性にもつながっていくように思います。その結果、世の中をよりレジリエントで、持続可能なものにしていくことができるのではないでしょうか。

Earth Day

分散への転換は、地球環境への貢献のあり方を考える上でも重要です。ソニーセミコンダクタソリューションズのエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS(アイトリオス)」では、分散されたIoTデバイス側に高度なセンシング機能や処理機能を持たせることで、クラウド側を含めたネットワーク全体の電力消費とデータ通信量の削減を実現することができます。以前、ソニーCSLのオープンエネルギーシステムについて紹介しましたが、既存の大規模な電力系統システムに、分散型のマイクログリッドを併存させることも、再生可能エネルギー利用の促進や電力サプライチェーンの強化につながる可能性があります。
※大規模発電所の電力供給に頼らない、分散自律型の小規模な電力システム

4月22日のEarth Dayには、「"宇宙の中の地球"という視点で私たちが暮らす地球を再認識し、人や地球環境に想いを馳せることが大切」としたメッセージをお送りしました。ソニーのテクノロジーを活用して、守るべき地球に少しでも貢献できる方法を、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

いつも通り、皆さんの意見や感想をお待ちしています。

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