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感動空間へのチャレンジ ~ソニーのメタバースとは

3年ぶりのリアル開催

本日、本社2F大会議場において、「2022年度 ソニーグループ経営方針説明会」を開催しました。

オンラインも併用した上で、3年ぶりにリアル開催とした会見には、報道関係者と投資家・アナリスト約80名が来場。私から約30分間お話しした後、CFOの十時さん、CTOの北野さんとともに質問にお答えしました。

説明会のアーカイブ映像・発表資料とあわせて、本日公開したSony's Purpose のビデオも、ぜひご覧ください。


成長機会としてのメタバース - 会見で伝えたこと

今回の経営方針説明会では、ソニーにとっての成長機会である二つのエンタテインメント空間、「メタバース」と「モビリティ」についてお話ししました。このブログでは、これまで"エンタテインメントを動機としたソーシャルエンタテインメント空間の創出"として社員の皆さんとお話ししてきた、ソニーがめざすメタバースについて、改めて私の考えをお伝えし、皆さんの意見やアイデアを募りたいと思います。

ソニーは、創業時から感動を創り、届けることに取り組んできましたが、感動を届ける手段は、放送、パッケージ、ネットワークと進化してきました。そして、ネットワークを通じたエンタテインメント体験は、ダウンロード、ストリーミングから、時間と空間を共有するソーシャルでインタラクティブな体験へと拡がりつつあります。

私は、エンタテインメントの本質は時間と空間を共有する「ライブ」だと考えていますが、ネットワークでの体験は、テクノロジーを通じて、より「ライブ」的に進化しているといえます。ゲーム技術によって、ネットワーク空間ではゲームや音楽、映画、アニメなどが交わるようになりました。このように、ソーシャル空間であると同時に、あらゆるジャンルが交差し、楽しみ方が拡がる「ライブ」ネットワーク空間が、メタバースだと捉えています。

ソニーのメタバースとは - 私の考えと、社員の皆さんへの問い

では、ソニーのメタバースとは何か。この問いに対する答えを、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。ソニーは、人に近づく経営の方向性に基づき、DTC(Direct-to-Consumer)サービスにおいても人の動機に近づくことを大切にしてきました。私は、メタバースにおいても、Community of Interest、すなわち、人々の関心に寄り添うことが大事なのではないかと考えています。そして、我々がめざすのは、 "Sony's Metaverse"のように概念として一つにまとまった世界ではなく、人々の関心ごとに感動空間を創出する、言わば"Community of Interest based Metaverse"のようなものなのではないか、というイメージを持っています。この点についても、皆さんの意見を伺いたいと思っています。

会見では、各領域で取り組んでいる新しいライブエンタテインメントを紹介。
ゲーム:今年買収に合意したBungieのライブサービス
スポーツ:マンチェスター・シティ・フットボール・クラブとの協業による、仮想空間でのスタジアムの再現
音楽:ソニーミュージックのアーティストによる仮想空間でのライブ など

メタバースに本気で取り組む上で、事業の多様性に加え、人と人をつなぐ、リアルタイムCGレンダリングを中心とするゲーム技術を有することはソニーの強みです。同時に、人が存在する現実空間と仮想空間をつなぐハードウェアの存在も、ますます大事になってくると思います。具体的には、VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)ですが、この重要な領域でも、ソニーにはPlayStation®VRがあります。こうしたハードウェアのテクノロジーも活かし、ソニーのメタバースによる感動空間での体験を支え、現実空間とのつながりを生む機器のあり方を考えていくことも、必要だと思います。

Sony's Purpose - それは、世界を感動で満たすこと

メタバースという新たな価値創出に向けて、まずは自分たちでできるところをやってみることが大切です。その上で、クリエイターやアーティストに近づき、メタバースの重要な要素であるソーシャルやライブサービスの領域では、知見のあるパートナーとも連携しながら、「世界を感動で満たす」ことにチャレンジしていきたいと思います。

  • ソニーがめざすメタバースとは何か。
  • 今後取り組む上で、活用できる技術や知見は。
  • ソニーのメタバースを表すのにふさわしい名称は。

下記のアンケートフォームを通じて、皆さんの意見やアイデアをぜひ寄せてください。

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