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ライブとリアルタイム

エンタテインメントはライブ

6月3日(日)、「すみだトリフォニーホール」で開かれたソニー・フィルハーモニック・オーケストラの演奏会に行きました。ソニーグループの社員やOB・OG、その家族といった多様なメンバーで構成されるソニー・フィルの特別顧問を平井さんから引き継いだことがきっかけです。曲目はブラームスのヴァイオリン協奏曲などで、在日オーストリア大使と一緒に聴かせていただきました。ブラームスはドイツに生まれましたが、オーストリアでの活動も多かったようです。

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ヴァイオリン独奏も素晴らしく、楽屋でソリストの方から第一楽章の後半のカデンツァについて解説していただきました。この日私は改めて、『エンタテインメントはライブだ』と感じました。

img_20180604_02.jpg指揮者の新田さん、オーストリア大使のハイッスさん、ソリストの金川さんと

「人に近づく」ためのライブコンテンツ

5月22日の経営方針説明会24日のマネジメント会同でも話しましたが、人に「感動」を届けることがソニーのミッションであり、そのために「人に近づく」ことがソニーの経営の根幹にあると考えています。ソニーの商品やサービス、コンテンツでクリエイターとユーザーを繋げ、そこでしか体験のできないライブコンテンツを提供することも「人に近づく」方法の一つだと思います。SMEJの全体会同であるSony Music GROUP MEETING 2018(4月27日)では、Zeppでのコンサートやアーティストとの握手会もライブだからこそ特別な価値があると話しました。

「人に近づく」ためのリアルタイム・テクノロジー

「人に近づく」のもう一つの側面は、技術(テクノロジー)です。音楽や映像をいつでもどこでも、好きな時に聴きたい、観たいという人の動機の本質は変わりません。しかし、そのための手段であるテクノロジーは変化しています。

ソニーは、テープレコーダーやビデオで「タイムシフト」という価値を提供してきました。私はこれを発展させる意味で、時間解像度の向上をはじめとする「リアルタイム・テクノロジー」の追求が大切だと考えています。ライブコンテンツをつくり、届けることもそうですが、人間が現実社会に生きるからこそ、その動機に働きかける音や映像のリアルタイム・テクノロジーを極めることに価値があります。

サンプリング周波数を高めることで原音に近いリアリティを再現するハイレゾ・オーディオ、手術の様子を4K/3Dでリアルタイムに映しだすORBEYEなど、ソニーのリアルタイム・テクノロジーも進化しています。

より「人に近づく」ためのAIとデータ

ユーザーの動機により近づき、クリエイターがユーザーに好まれるコンテンツをつくりだすために、データとAIを使いこなすことを考え抜いていきたいということも、マネジメント会同で話しました。また、マネジメント会同のパネルセッションではライフプランナーの顧客へのアプローチにAIを活用しているというトピックがありました。第3回目のブログでは、「社会と技術のメガトレンド」について考え抜こうと書きましたが、AIはソニーのあらゆる事業領域で「感動」をつくり、届けるためのカギになると考えています。

皆さんからのフィードバック

最後に、この場を借りて、ブログへの皆さんからのフィードバックに改めてお礼を言いたいと思います。前々回のリモコンのボタンについての投げかけには数多くの皆さんからフィードバックがあり驚きましたが、皆さんの意見からの気づきと学びは、このブログやスピーチを通して伝えていきたいと思います。

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