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Dreams

今回のブログのタイトルはDreamsです。人にはそれぞれ夢があると思います。ユーザーもクリエイターも夢を持ち、それが私の掲げているCommunity of Interestの礎になっているのではないかと感じています。今回のブログでは、最近ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)で接したCommunity of Interestの活動と次世代のクリエイターを育てるという志で開発されている『Dreams』についてご紹介したいと思います。

eスポーツコミュニティ

まず1つ目は、SIEが日本国内に限って主催する『Call of Duty: WWII』のプロ対抗戦(eスポーツの大会)です。先日、ソニー本社にて東京ゲームショウの決勝戦に進むべくチームが選出されるプロ対抗戦の第5回大会が開催されました。会場は一般来場者も含めた1700名ほどのファンで埋め尽くされ、大きな歓声が沸くなど、熱気に包まれていました。全世界に1億のユーザーがいると言われる「Call of Duty」ですが、「プレイステーション」プラットフォームに存在する世界的なCommunity of Interestの代表的な例だと思います。eスポーツプロトーナメントはまさに「Call of Duty」のライブ版とも言えます。やはりエンタテインメントはライブなのだと改めて実感しました。SIEの皆さんには、eスポーツを始めとする取り組みを通じて「プレイステーション」プラットフォームにある様々なCommunity of Interestのさらなる活性化を図っていただきたいと思います。

SIEの小寺 剛さん(右奥)、盛田 厚さん(右隣)、織田 博之さん(手前)と

WWS Europe訪問

その後、IFAに向かう前にロンドンに立ち寄る機会があり、SIEの1st partyゲームスタジオであるWorldwide Studios Europe (WWS Europe)を訪問しました。WWS Europeの傘下には、『Horizon Zero Dawn』で知られるGuerrilla Gamesに加え、主に「プレイステーション ヴィーアール」(PS VR)ゲームの制作に携わるLondon Studioなどのゲーム制作スタジオがいくつかあります。London Studioの制作チームの皆さんからは、PS VR向けゲーム『Blood & Truth(邦題:ライアン・マークス リベンジミッション)』の開発の様子、Sony Pictures Televisionとの協業で制作を進めている『Breaking Bad』のVRコンテンツや、Sony Music Entertainment(SME)とのコラボレーションによって実現したアーティストのライブ映像をVRであたかもその場にいるような感覚で体験できる音楽コンテンツを紹介してもらいました。

VR体験中

Dreams

また、Community of Interestという観点では、『LittleBigPlanet』シリーズで有名なMedia Moleculeの制作メンバーが、来年にリリース予定の『Dreams』という新しいタイトルの説明を熱心にしてくれました。『Dreams』は『LittleBigPlanet』同様、ユーザーがクリエイターになり、建築物、ファッション、グラフィックアートといったアート作品を3Dで簡単に創ることができる"Creative Gaming"という新しいジャンルを確立しようとしています。クリエイティビティを思う存分発揮できるツールを提供するだけでなく、他のユーザーが創った作品をお互いに鑑賞したり、それらをVRで体験することでコミュニティの活性化を図っていくそうです。次世代のクリエイターを育てるという大きな志を持つ皆さんの話に感銘を受けました。『Dreams』にはぜひ新しいクリエイターコミュニティの確立と拡大に期待したいと思います。

(左から) 制作チームのAlex Evansさん、Mark Healeyさん、 Kareem Ettouneyさん、 Siobhan Reddyさん、WWS EuropeヘッドのMichael Dennyさん

Dreamsの紹介ビデオとトレーラー

今回はSIEの取り組みを例にCommunity of Interestについて話しましたが、Community of InterestはAdeleのような音楽アーティスト、ジュマンジやスパイダーマンといった映画コンテンツ、『The Crown』や『Breaking Bad』をはじめとしたTV番組の周りにも創られます。そして、ユーザーとリカーリングな関係を持つαやaiboの周りにも形成されます。ユーザーとクリエイター双方と深い関わりを持ち続けるCommunity of Interestは「人に近づく」を象徴する取り組みだと思います。

Community of Interestの社会的意義

また、私は、Community of Interestを創ることが、ソニーの社会的役割であるとも考えています。多様性はソニーのDNAであり、ソニーは多様な価値観や感性を尊重する企業です。多様なジャンルのCommunity of Interestの形成を歓迎するソニーの姿勢、クリエイターとユーザーに深く寄り添う姿勢は、いわゆる大衆を相手にしているデータメガプレイヤーとは一線を画すものだと捉えており、こうした取り組みを今後もしっかりと踏襲していくことが重要だと考えています。

MVVの見直しについて

最後に、前々回のブログにてお伝えしたソニーの新しいMission, Vision, Valuesですが、引き続き皆さんからたくさんのフィードバックを頂いております。最終的には皆さんによく覚えられ、実践につながるような比較的シンプルな文言にまとめたいと考えていますが、その文言に至った背景もしっかりと共有したいと考えています。じっくり思考するために、年内を目途に見直しの作業を進める予定です。また機会を改めてアップデートしたいと思います。

※ご参考

『Blood & Truth』のトレーラー


SME artist Tom Grennan VR content

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