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ソニーの外部評価とリアリティ・リアルタイム技術

今回のブログでは、直近で受けた外部評価の一例と、リアリティ・リアルタイム技術の事例、の2つのトピックスについて触れたいと思います。

企業としての外部評価

先日、ソニーは、企業倫理の研究と推進を行う米国の専門機関「Ethisphere Institute(エシスフィア・インスティテュート)」より、「2019 World's Most Ethical Companies(世界で最も倫理的な企業)」に選定されました。Sony's Purpose & Valuesでも、私達がグループ社員共通で大切にしたいValuesの一つとして「高潔さと誠実さ」を掲げています。透明性、誠実さ、倫理、コンプライアンスに関する優れた成果を挙げる企業を表彰する本賞において、これまでの我々の地道な取り組みが高く評価されたことを非常に喜ばしく思います。企業の倫理的な取り組みについては、決して完成するということはなく、このような姿勢や取り組みを維持していくためには、グループ社員全員が意識を高く持ち、継続的に努力していくことが必要です。今回の一度の受賞に終わらず、ソニーが今後も世界で最も倫理的な企業であり続けられるよう、皆さんと一緒に日々の業務を進めていきたいと思います。

感動コンテンツの外部評価

また、このような会社の姿勢に対する評価に加え、ソニーが映画、音楽、ゲームの領域で生み出した感動コンテンツに関する嬉しい受賞のニュースもありました。

Inter Sonyでもすでにシェアされていますが、第91回 アカデミー賞で『スパイダーマン: スパイダーバース』が長編アニメーション賞を獲得したことはSony Pictures Entertainment(SPE)のMotion Pictures Groupを担うSony Pictures Animation, Sony Pictures Imageworks, Columbia Picturesにとって大変な栄誉でした。

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SPEがこのカテゴリーでノミネートされるのは2回目で、受賞するのは歴史上初めてです。この作品は、ゴールデン・グローブ賞のアニメーション作品賞と7つのアニー賞をはじめ、現時点までに全世界で54の賞を受けています。本作品のプロデューサーであるフィル・ロードさんとクリストファー・ミラーさんにCESのプレスカンファレンスに登壇してもらったのは皆さんもご記憶に新しいと思いますが、同じCESのステージに登壇してもらったファレル・ウィリアムズさんがアカデミー賞の授賞式ではロードさん、ミラーさんと「スパイダーバース」チームへのプレゼンターの一人になるという嬉しい偶然もありました。

img_20190227_04.jpgCESのプレスカンファレンスに登壇した
Sony Pictures Animation社長のクリスティン・ベルソンさん

音楽の分野では、第61回目となる今年のグラミー賞において、Sony Music Entertainment(SME)のアーティストであるチャイルディッシュ・ガンビーノ が、主要4部門のうち年間最優秀レコード賞と年間最優秀楽曲賞の2部門を獲得しました。また、SME期待の新人、H.E.R. は最優秀R&Bアルバム賞と最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞しています。

img_20190227_04.jpgグラミー賞の会場にてSME CEOのロブ・ストリンガーさんと

ゲームの分野では昨年12月に行われたThe Game Awards 2018において、Sony Interactive Entertainment (SIE) のSanta Monica Studioが制作した『God of War』がBest Game of the Year、Best Game Direction、Best Action Adventure Gameの3部門を、またSIE Japan Studioが制作した『Astro Bot Rescue Mission』がBest VR/AR Gameを、それぞれ受賞しています。

ゴッド・オブ・ウォー
(C) 2018 Sony Interactive Entertainment LLC.
ASTRO BOT:RESCUE MISSION
(C) 2018 Sony Interactive Entertainment Inc.

ここで紹介した以外にも、数多くの映画、音楽、アニメ、ゲーム作品やそれらに関わるクリエイターがさまざまな賞を受賞しています。こうした賞の受賞は本当に喜ばしいことで、制作に関わった皆さんにお祝いを申し上げます。引き続き高い志を持つクリエイターとのつながりを大切にし、今後ますます人々の心を魅了する感動コンテンツを創り出すことを期待しています。

リアリティ・リアルタイム技術

ここからは、話題を変えて、リアリティ、リアルタイムの事例として直近で体験したものを2つご紹介します。

TVや映画のコンテンツ制作に欠かせないもののひとつが撮影のセットです。先日グラミー賞の授賞式でLAを訪れた際に、SPEのスタジオ内に設置されているInnovation Studiosを訪問し、超高精細でスキャンしたSony Pictures Television のリアリティ番組『SharkTank』と今年公開予定の『メン・イン・ブラック:インターナショナル』のバーチャルセットのデモを体験してきました。Innovation Studiosを訪問するのは昨年の6月以来ですが、ポイントクラウド技術の進化を実感できる貴重な体験となりました。バーチャルセットへの需要は今後、加速していくと考えていますし、ソニーのリアリティ技術の代表的な事例の1つと捉えています。ちなみにこのバーチャルセットのスキャニングに使われるポイントクラウドの技術は、米国西海岸のベンチャー企業とのコラボレーションによって実現しています。

img_20190227_04.jpgInnovation Studios Presidentのグレン・ゲイナーさんと

次に、リアルタイム技術ですが、この領域の代表例はαです。横浜で行われたカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+」では、ソニーからの新商品(デジタル一眼カメラ『α6400』やEマウント用レンズ『FE 135mm F1.8 GM』など)の展示を確認しつつ、今年から参入が相次いだ他社のフルサイズミラーレスカメラもチェックしてきました。他社を寄せ付けない商品展開ができており、これも、ソニーのCMOSセンサーの高い技術の融合の成果だと認識しています。

イメージセンサーにはフルサイズ、APS-C、1.0型といったサイズがあり、一般的に、イメージセンサーのサイズが大きいほど多くの光を取り込めるので画質が良くなるとされていてます。この後触れるデジタルスチルカメラ『RX10 IV』には1.0型、『α6400』にはAPS-C、そして『α9』にはフルサイズが搭載されています。

そのソニーのイメージング技術の強みを自ら体験するために、先日、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ の方にもサポートしてもらい、サッカー場でグラウンドからは遠い観客席から決定的な瞬間を捉える撮影にチャレンジしました。主に使ったのはデジタルスチルカメラ『RX10 IV』です。1秒間に24コマ撮れる連写機能と大口径高倍率レンズ(24-600mm, F2.4-4.0)を備えているので、一台で隣に座っている人のスナップ写真も撮れますし、グラウンドの選手の様子も撮影できる優れものです。せっかくの機会でしたので、『α9』も使わせてもらいました。撮った写真は選手の肖像権などの絡みもあるため、この場では割愛しますが、自分でも納得のいくクオリティの写真が撮れました。また機会を作り、いろいろな商品を試してみたいと思います。

『RX10 IV』での撮影 『α9』とGマスターレンズ『FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS』での撮影

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