English

Japanese

無限列車とAirpeak

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

先日、SMEJ傘下のアニプレックスが製作・配給に関わる『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観ました。ちょうど『鬼滅の刃』TVシリーズ26話を見終わった後だったので、その最終話が劇場版のプロローグとなっていることに感心しました。この映画の劇場興行収入は、10月16日の公開から39日間で約259億円に上っています。現時点で歴代国内映画興行成績は、『千と千尋の神隠し』(1位)、『タイタニック』(2位)に次ぐ第3位です。このことは、6月末に50%の入場制限下の劇場でSPEの『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(原題:Little Women)を観た際にも感じたtheatricality(劇場作品の魅力やクオリティ)の潜在力を示すものだと思いますし、『鬼滅の刃』自体も今後の潜在力が極めて高いIPだと感じています。今後さらに広がる海外展開にも、期待しています。

 
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
ANIPLEX等が製作、配給
  『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
(原題:Little Women)
Columbia Pictures, Regency Enterprises, Pascal Pictures制作。Columbia Pictures配信

PS5ローンチ

11月12日、米国や日本などの各国でPS5が発売されました。欧州は19日のローンチでした。PS5はリアリティとリアルタイムを体現したコンソールです。特にSSDストレージの制御装置を独自設計してリアルタイム性を高めるという発想は、長年ゲームコミュニティに近い場所にいたからこそ生まれたものだと思います。また、体験した人のレビューをみると、スピードだけでなく、UI、ゲームコントローラー、3Dオーディオなどユーザーが実感できる進化を評価する声が多いと感じます。PS5は世界中のゲームコミュニティに新しいゲーム体験、コンテンツを届けるとともに、ゲームクリエイターがクリエイティビティを存分に発揮できる、新しい場を提供します。

SIEワールドワイド・スタジオのキャラクターが
PS5™のローンチを祝い、ニューヨーク証券取引所の
クロージング・ベルに参加
『Horizon Forbidden West(仮称)』のAloyと
『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』のラチェット

Volumetric Capture技術を活用したバーチャルプロダクション

10月30日のグループクォータリーミーティング(GQM)で私は、Community of Interestをテーマに、物理的には東京に居ながらSPE本社(カリフォルニア州)のタルバーグビルの前から話をしました。このリモート制作は、SPE・ソニーイノベーションスタジオのVolumetric Capture技術と、ソニーPCLが今年8月に立ち上げたVIRTUAL PRODUCTION LABの技術を結集して実現したものです。GQMでも触れたように、リモートは今、世界で求められている技術です。

Airpeak

さて、今Airpeakというドローンのプロジェクトが進んでいます。これはクリエイターに、現実空間でのリモート制作というクリエイティビティの新たな可能性を提供するものです。ドローンの空間移動では、ソニーのイメージングとセンシング技術が活かせます。aibo、VISION-Sに続く、ソニーのセンサー技術を活かした「動くもの」へのチャレンジとして、このプロジェクトの今後の展開を楽しみにしています。

今回は、クリエイターのクリエイティビティにより誕生した魅力的な作品を通じてコミュニティが生まれ、拡がっていく事例を紹介しました。クリエイターとユーザーに近づき、Community of Interestを創っていく。これがソニーのPurposeである「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」の基本動作だと思っています。

エレクトロニクス事業の新体制

最後に、11月17日に発表した来年4月1日付のエレクトロニクス事業の新体制について、触れておきたいと思います。今回、石塚さん、高木さんとも話し合い、槙さんに新生ソニー株式会社(SEC)の社長 兼 CEOに就任してもらうことを決めました。DI及びSOMCでの実績から、商品への強いこだわりと、優れた事業運営の手腕を持つ槙さんが、次世代のSECを率いてもらうのに最適な人物だと考えました。ソニーグループ株式会社の副会長として、広義のエレクトロニクス領域について私をサポート頂く石塚さん、そしてSEC副会長に就任する高木さんとともに、私自身もSECの会長に就任して、槙さんが率いるSECをバックアップしていきます。

いつも通り、みなさんのフィードバックをお待ちしています。

記事カテゴリ

関連リンク