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地球というステークホルダー

「Sony Group Senior HR Leadership Team Meeting」と「Sony University/Singularity University」

1月22日、「Sony Group Senior HR Leadership Team Meeting」に参加し、ソニーグループの人事責任者の皆さんにお会いしました。2月は、19日にグローバルの部長級人材を対象とした「Sony University Executive Global Leadership Program(EGLP)」、26日に若手・中堅のタレントに向けた「Singularity University × Sony」 といった研修で対話の機会があり、グループの社員の皆さんがそれぞれの立場で、社員・ユーザー・クリエイター・アーティストに近づくために日々の業務に向き合っている事例を知ることができました。こうした場で、日頃マネジメントの皆さんが現場で直面しているチャレンジや、若手社員の皆さんの未来に向けた提案を伺うことで、私自身も学び、刺激を受けています。

「EGLP」セッション中の対話の様子
「Singularity University × Sony」参加者の皆さんと記念撮影

ステークホルダー

今、世の中を見渡すと、企業経営においてかつて主流であった株主の利益を最優先とする「株主資本主義」から、あらゆるステークホルダーとの関係を重視する「ステークホルダー資本主義」に変わってきています。前回のブログで、世界経済フォーラム(WEF)で採択された「ステークホルダー資本主義指標」に賛同したことをお伝えしましたが、これもその流れを受けたものです。

ソニーと関わりのある主要なステークホルダーは、顧客、株主、そして社員です。このほかにも、事業パートナーやサプライヤー、また国と地域社会といった存在があり、その先には世界があります。ソニーのPurposeは、その世界を感動で満たすことです。世界は、我々の事業を通じてPurposeを実現する場とも言えます。そして、全世界で約78億人の人々が暮らすのが地球です。

※国連人口基金「世界人口白書2020」

地球というステークホルダー

かつては、ステークホルダーの先にある存在と捉えていた地球ですが、こうして考えてみると、地球も、広い意味では大事なステークホルダーのひとつと捉えられるのではないでしょうか。

昨年、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)・宇宙飛行士の油井 亀美也さんにお会いする機会がありましたが、その際の「宇宙から地球を見た時に大気が薄く、地球が弱いものであり、母なる地球というより守るべき地球であると感じた」とのお話が、大変印象に残っています。

©JAXA/NASA 油井宇宙飛行士が国際宇宙ステーションから撮影

私たちは、地球という重要なステークホルダーの環境負荷低減に向けて企業として果たさなければいけない「責任」と、技術や事業によって付加価値をもたらす「貢献」について真剣に考えなければなりません。責任を果たす上では、ソニーの長期的ビジョン「Road to Zero」や、国際的イニシアチブ「RE100」に基づいた計画を着実に進めていくことが重要です。貢献については、昨年9月のESG説明会でも説明した、分散型センシングの活用に加え、将来に向けたマイクログリッドへのチャレンジなど、テクノロジーによるソニーにしかできない取り組み方があると思っています。

※大規模発電所の電力供給に頼らない、分散自律型の小規模な電力システム

私が2018年の4月に社長に就任してから、今月で丸三年になります。当時始めたブログの初回タイトルは「地球の中のソニー」で、47回目にあたる今回は、「地球というステークホルダー」についてお話しました。来月から新年度を迎え、体制も新たにしますが、未来を見据えて、地球という大事なステークホルダーに対してどのように責任を果たし貢献していけるのか、皆さんと一緒に考えながら、事業活動を行っていきたいと思います。

前回のブログにも、「人に近づく」上での皆さんの考え・アイデアなど、沢山のフィードバックを頂きました。ありがとうございました。今回も、皆さんの意見や感想をお待ちしています。


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